アルコール依存症って脳の病気なの?

アルコール
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こんにちは、がんばらないふたりのゆる夫です。今日は、お酒を飲むことで脳にどんな影響があるのか勉強したいと思います。

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アルコールの脳への影響

アルコールは報酬効果を持つことで依存症を引き起こすっていわれています。報酬効果っていうのは、お酒を飲むと脳が喜ぶことでもっと欲しくなることですね。例えば、誰かに褒めてもらうと嬉しくなって、また褒めてもらいたいなって思いますよね。それと同じようなことですね。

他にもアルコールは、睡眠、痛み、運動などいろんな脳のはたらきに影響するといわれています。

どれくらいお酒を飲むといろんな影響がでるの?

アルコールは、血中濃度(血液の中に流れるアルコールの濃度)が0.1%くらいの低い濃度なら、幸せな気分や判断力が低くなったりします。0.1〜0.4%くらいの中程度の濃度なら、抑制の喪失(我慢や感情を抑えることなどができなくなる)、歩行が難しくなる、話すことが難しくなる、怒りっぽくなることがあります。0.4%を超える高い濃度では、昏睡(意識がなくなる)、死に至ることがあるといわれます。

長い間たくさんお酒を飲んでいると、脳も体もアルコールがあることに慣れてしまって、それが普通の状態になってしまうのです。そして、急にお酒をやめて体からアルコールがなくなると、逆に脳や体の具合が悪くなってしまって色んな症状が出てきます。これが離脱症状っていわれるもので、依存症と診断される基準のひとつですね。

でも、アルコールの影響は個人差が大きいみたいで、これはアルコール代謝酵素というアルコールを分解する酵素のはたらきが大きく影響しているようです。アルコールは、体の中で分解されて途中アセトアルデヒドっていう物質になって、最後は酢酸(お酢)と水になって体から出されます。実はこのアセトアルデヒドっていう物質が、お酒を飲んだ時に頭を痛くさせたり、吐き気を出させたりしているんです。そして、日本人の半分くらいはアセトアルデヒドを分解する酵素が働いていないか、働いていても50%の力しか出せていないみたいです。このアルコールを最後まで分解できる人とできない人の違いが、お酒が飲めない人・弱い人やお酒が強い人という個人差になります。だから、アルコールが脳に影響する程度も個人差があるのです。

ちょっと詳しく

脳は脳神経のはたらきで興奮したり抑制(落ち着く)したりしています。そして、脳神経は色んな種類の神経伝達物質によって、働いたり休んだりしています。この伝達物質にはたくさんの種類があって、γ(ガンマ)-アミノ酪酸(GABA)やβ(ベータ)-エンドルフィン、ドパミン、セロトニンなどがあります。それで、この物質は神経と神経の間を移動しています。わかりやすくいうと、ピッチャーとキャッチャーが神経で、ボールが神経伝達物質って感じですかね。

それで、アルコールを飲むことで脳の中のピッチャーが一気にボールを投げすぎたり、キャッチャーがボールを取らなくなったりして脳に異常が起こります。

もう少し詳しくいうと、依存性薬物(アルコールや覚醒剤など)がドパミン神経系を刺激させてβ-エンドルフィンという脳内麻薬を多く出させて脳が薬物を強く求めるように仕向けます。後は、セロトニンという物質にも関係していて、この物質は「うつ病」にも関係していて、アルコールの摂取が気分や感情の変化と密接に関係しているんじゃないかっていわれています。

まとめ

昔から、お酒は人の生活と深く関わっていて、昔からアルコールの問題がある人は差別されたり軽蔑されてきました。でも1786年アメリカのベンジャミン・ラッシュっていう医師が大量飲酒をして心と体に異常が見られる人を病気としました。そして、1960年アメリカのジェリネックという意思が現在の診断基準となるものを作りました。

いまだにアルコール依存症やアルコールの問題を持っている人は、差別されたり迫害されたりする傾向があります。それは、アルコールの問題を抱える人を悪い人、意志が弱い人、快楽を求め続けている堕落した人など道徳的な目でみているからだと思います。今日まで勉強してきたことを振り返って、風邪や糖尿病などと同じように、アルコール依存症やアルコールの問題を抱えている人を病気を抱えながら生きている人という視点でみつめた時、これまでの考え方が少し変わるのではないでしょうか。

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