こんにちは!みちです。
収納を考えるとき、よく耳にする「仕切る」という方法。引き出しや棚の中を仕切ることで、モノが整理され、見つけやすくなるといわれています。
でも、どうやって仕切ったらいいの?そもそも仕切る必要あるの?と疑問に思うことはありませんか?
今回は、私が収納を考えるときの仕切るルールやポイントについて解説します。
どのように仕切ったらいいのか迷ったときは、ぜひこちらの記事を思い出してヒントにしていただけたら嬉しいです!
収納を「仕切る」とは
まず、「仕切る」とは、大きな収納スペースを小さな区画に分けることを指します。
しかし、簡単に「スペースを仕切る」といっても、これがけっこう難しいですよね…
収納を考えるときに一番大切なのは「使いやすくすること」。
仕切る際には、しっかりと目的を持って行うことが重要なんです。
そこで、まずは「仕切る」ことのメリットとデメリットについて簡単に説明していきます。
仕切ることのメリット・デメリット
メリット
一つのスペースに、いろんな種類のものがごちゃごちゃに交ざって入っていると、欲しいものを探すのに時間がかかってしまいます。モノの種類ごと、人ごと、使う頻度などルールを決めて仕切ることで、ぐっと見つけやすくなります。
本棚など、全体の内容が見やすい「立てて入れる」収納。ですが、出し入れするときに他のモノが倒れてきてモヤモヤすることも。そんなときはブックスタンドなどで間を仕切ることで、なだれが起きなくなりスッと取り出せるようになります。
デメリット
「仕切る」ことで収納が整然とし使いやすくなる一方で、いくつかのデメリットも存在します。
仕切ることで、収納する場所が決まり、「これはここ」と片付けやすくなります。しかし、収納するモノの量や形が一定でない場合、そのスペースに収まりきらなかったり、形が合わなかったりして、どう収納するか悩むことがあります。
また、細かすぎる収納は逆効果になることも。お子さんや片づけが苦手な人にとっては、「しまうのがめんどくさいな~」と感じてしまう恐れがあります。
仕切りやケースをたくさん使うと、実際の収納スペースが減ることがあります。特に、小さな収納スペースでは、仕切りがスペースを圧迫し、収納効率が悪くなることも。
使いやすいなら無理に仕切らなくてOK
前提として、そもそも仕切らなくても使いやすいなら、仕切らなくてもいいんです!
まずは仕切らずそのままの状態で、片づけやすいか片づけにくいか確認してみてください。
ラクに出し入れできるなら、そのままでOK!
例:こちらは洗面台の鏡ウラ。私の私物コーナーです。
ここは他のモノも倒れてこないし、仕分けるほどモノも多くないので、「仕切り」なしの置くだけ収納にしています。仕切りグッズを置いていないので、スペースに余裕がありスッとしまうことができます。
こんな時は仕切ってみる
実際にモノを入れてみて、「なんかスッキリしない」「取り出しにくいな」と感じたら、仕切ってみましょう。
モノが混ざってごちゃごちゃ
例えば、こんな引き出しの中。
いろんなモノが交ざって入っているので、欲しいものがどこにあるか分かりにくい。
しかし、引き出しの中をトレーで仕切って種類ごとに入れると、ぐっと探しやすくなります。
▼これで仕切ってます。
モノの種類の分け方はいくつかあり、例えば
など、さまざまな方法があります。
どんな分け方が使いやすいか、いろいろ試してみてくださいね。
モノが倒れて取り出しにくい
こちらは、子どもたちのお絵描きセット。上から見やすいようにボックスに立てて入れています。
しかし、出し入れするときに隣のモノが倒れてきて使いづらかったので、ブックスタンドを間に固定し、モノを取り出しても倒れてこないようにしました。
毎回、両手でごそごそと分けながら取り出して…となると、わずらわしいですよね。
このように固定した仕切りを挟むだけで、そのストレスがぐっと減ります◎
ちなみに私はいつも、片手でしまえるくらいのラクチンさを目指して収納を考えています!
欲しいモノを、いかにカンタンに取り出せるかがポイント!
モノの定位置をきちんと決めたい
仕切られた小さな区画を、そのモノ専用の定位置にすると、出し入れのときに迷わなくなります◎
ラベリングをすると、さらに分かりやすく。
家族がしまうときでも「これはどこ~?」と聞かれなくなります笑(これ大事ですよね)
悩んだら「動く仕切り」「余白」で柔軟性のある収納に
さて、ここまでご紹介した「仕切る」収納ですが、実際に使い始めてみると「ちょっと使いずらいな」と思うこともあるかと思います。
ここでは使いづらさを感じたときの簡単な解決法を2つご紹介します。
動く仕切りで調整可能に
仕切ると収納場所が固定されるので、入れるモノの量や形が変わったときに、スペースに収まらなかったり形が合わなかったりして、収納に悩むことがあります。
そんな時は「動かせる仕切り」にすることで、いろいろな量・形のモノに対応できるようになります。
全部を仕切らず「余白」を残す
引き出しの収納を考える時にスペース全体を区切ろうとすると、内寸を測ってピッタリサイズの仕切りグッズを探して…と、とても大変ですよね。
頑張って全部を仕切らなくても大丈夫!
むしろ、全部を仕切らないほうが、大きさの違うものをしまうときに対応しやすくて便利なんです。
最終チェック:実際に出し入れしてみよう
最後に、収納の形が見えてきたら、必ずしてほしいことがあります。
それは、実際にモノを出したりしまったりしてみること!
「キレイに仕切って大満足!」となってもそのまま終わりにせず、ストレスなくモノが取り出せるか、しまえるかチェックしてみましょう!(バタバタした日常をイメージしながら…笑)
私は最後に必ずこの出し入れチェックをしているんですが、
など意外と発見が多いんです。
使う人の性格とか年齢とか、いろんな要素で使いやすさが変わってくるので、ぜひ何回もイメージして合った方法を見つけてくださいね!
まとめ【仕切る・仕切らないチェックシート】
それでは、仕切る収納のポイントについてまとめてみます!
①まず、仕切らない状態で片づけやすいか片づけにくいか確認する。
→仕切らなくてもラクにしまえるものは仕切らなくていい!
②入れるモノが出し入れしずらい場合は、仕切る
- 入れるモノが決まっている→固定した仕切り(ラベリングも有効)
- 入れるモノの量や形が、その時によって変わる→動かせる仕切り
③引き出しの中を全部仕切ろうとしない
→「余白」を残すことで柔軟な収納に!
④子ども、片づけ苦手な方が使うときは仕切りすぎない。
→片づけが負担になってしまうので、仕切りは最小限にして投げ込むだけのカンタン収納に。
⑤収納が決まったら、必ず実際に出し入れして使いやすいか確かめる
→忙しい毎日の中でも、ストレスなく使えるか実際に出し入れしてみましょう。
ぜひ自分の収納スタイルに合った方法を選ぶ際の参考にしていただければと思います!
ラベリングについて
収納を分かりやすくするのに、ラベリングはとっても有効!わが家でも、ボックスの中身が一目でわかるように、あちこちにラベルを貼っています。
家族にいちいち聞かれるのが面倒なので…(笑)
ラベリングは、ラベルプリンターを使わなくても、手書きでマスキングテープにペンで書いたものでもモチロンOKです!
小さなお子さんがいらっしゃるご家庭なら、文字ではなくイラストや写真を貼ってお片づけの場所を示すのもいいですね!
収納場所を家族で共有するのにぜひ活用してみてください!
わが家はずっとテプラPROを使っています。数年前に買ったものでだいぶ古いので、次はスマホでラベルが作れるこれを狙っています…▼
最後までお読みいただきありがとうございました!
\こちらでもいろんな収納を紹介しています/
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